戸建ての外壁塗装には、一般的に、おおよそ100万円前後の費用がかかりますが、
「こんなに高いの?もう少し安いかと思っていた…!」
という方もいるでしょう。
なぜ、外壁塗装に相応の費用がかかるのかは外壁塗装の工事内容を見るとわかります。
「我が家の外壁塗装の見積額は高いのでは?」といった疑問を持っている方に向けて、
・外壁塗装の見積額が高いのか?妥当な額なのか?を見極める方法
・外壁塗装の費用を安く抑える方法
についてご紹介します。
1.外壁塗装の費用は高い?相応の費用がかかるのは、なぜ?
・外壁塗装には100万円前後の費用がかかる
戸建ての外壁塗装には、一般的に、おおよそ100万円前後の費用がかかります。
「こんなに高いの?もう少し安いかと思っていた…!」という方もいるでしょう。
もちろん、塗装面積(塗装する箇所の総面積)・外壁の劣化の進行具合・依頼する塗装会社などによっては、
100万円未満に収まることもあります。
とはいえよほどの例外を除いて、安くても70万円くらいの費用はかかるのが一般的です。
外壁塗装に相応の費用がかかる理由
外壁塗装に相応の費用がかかる理由(外壁塗装の費用が高い理由)は、外壁塗装の工事内容を見るとわかります。外壁塗装は、単に外壁に塗料を塗るだけの工事ではありません。
下記の[外壁塗装の流れ]の通り、足場の設置・洗浄(高圧洗浄)・下地処理・養生・塗装etc…と、様々な工事工程があります。
ちなみに、外壁塗装にはおおよそ10日~14日くらいの日数がかかります。
[外壁塗装の流れ]
外壁塗装の流れ | 各工事工程にかかる日数 ※目安 |
---|---|
▼近隣挨拶 | 1日 ※1~2時間ほど |
▼現場確認 | 1日 ※1時間ほど |
▼足場の設置 | 1日 |
▼洗浄(高圧洗浄) | 1日 |
▼下地処理 | 1日 |
▼養生 | 1日 |
▼塗装(下塗り) | 2~3日(現場によって増減があります) |
▼塗装(中塗り・上塗り) | |
▼完了検査 | 1日 ※1時間ほど |
▼足場の解体 | 1日 |
これだけの工事工程があることを考えると、外壁塗装に相応の費用がかかるのも(外壁塗装が高いのも)も、うなずけるのではないでしょうか。
10日~14日程かけて足場の設置・洗浄(高圧洗浄)・下地処理・養生・塗装etc…と、様々な工事をするとなると、当然、相応の施工費・現場管理費等がかかります。
また、外壁塗装には、
・足場代
・塗料代 ※下塗り塗料(下塗り用)・上塗り塗料(中塗り・上塗り用)
・(塗料代以外の)材料費
などもかかります。
特に、足場代・塗料代は、相応の費用感です。
※塗料代は、使用する塗料製品によって大きく異なります。
一般的に、
・耐候年数(耐久年数)が高い
・性能(性能例:防汚性、遮熱性、防カビ・防藻性 ほか)が優れている
・様々な性能を備えている
などの塗料製品ほど高額となります。
2.外壁塗装の見積額が高い?妥当な金額かどうかを見極める方法
塗装会社に提示された見積額を見て、
「この見積額は高いのでは?」といった疑問を持ったという方もいるでしょう。
この章では、外壁塗装の見積額が“高いのか、妥当な金額なのか”を見極める方法をご紹介します。
まずは外壁塗装の費用相場と比較してみる
まずは、外壁塗装の“費用相場”と手元にある“見積額”を比較してみると良いでしょう。
比較した結果、
“費用相場よりも、見積額の方がかなり高額”という場合には、見積額が高い可能性はあります。
先にお伝えした通り、戸建ての外壁塗装には、おおよそ100万円前後の費用がかかるのが一般的です。
そのため、例えば、お住まいが一般的な大きさの2階建て住宅で、外壁塗装の見積額が200万円を超えている(費用相場よりも100万円以上高い)となると、見積額が高い可能性はあるでしょう。
※見積額が200万円を超えている(費用相場よりも100万円以上高い)からといって、必ずしもその見積額が高いとは限りません。
例えば、塗装面積が広い(家が大きい)、外壁の劣化が大きく進行している、グレードの高い塗料製品を使用する、外壁と一緒に付帯部や屋根も塗装する、ハウスメーカーに外壁塗装を依頼するなどの場合には、200万円を超える見積額(費用相場よりも100万円以上高い見積額)が妥当な金額という場合もあります。
ここからは外壁塗装の見積額が“高いのか、妥当な金額なのか”をより正確に見極める方法をご紹介します。
塗装会社に見積額についてズバリ聞いてみる
塗装会社にズバリ聞いてみるのも一つの手です。
「もしかすると、費用相場よりも見積額が高いのではないか?」
「費用相場よりも見積額が高いのはなぜか?」
「何の費用が高いのか?」
「もう少し安くできる可能性はあるのか?」
などを塗装会社にズバリ聞いてみることで、外壁塗装の見積額が“高いのか、妥当な金額なのか”見えてくることが多々あるはずです。
塗装会社にズバリ聞いてみることで、場合によっては、見積りに自身の要望と異なる内容があることがわかり、見積額の調整ができることもあるでしょう。
例)「もう少し耐候年数の低い安価な塗料でも問題ない」等
複数の塗装会社に相見積りをとる
複数の塗装会社に相見積りをとるのも方法の一つです。
最初に見積りを依頼した塗装会社とは別に、3社程で
相見積もりをすることをおススメしています。
相見積りをとって複数の塗装会社の見積額を比較すれば、高いと思っていた見積額が“本当に高いのか or 妥当なのか or 実は安いのか”などが見えてくるはずです。
より正確に見積額の妥当性を見極めたいという場合には、見積額の総額だけでなく、
何にいくらかかっているのか
どんな塗料製品を使用するのか
塗装面積(塗装する箇所の総面積)はどのくらいで見積もっているのか
等まで踏み込んで、複数の塗装会社の見積りを比較すると良いでしょう。
見積書も何に、何が等詳細が記載されているものが好ましいです。
アシストでも「外壁塗装の見積りサービス(無料)」を行なっています。弊社は足場から塗装まで一貫施工を行っているので、足場と塗装どちらの見積もりも行うことが可能です。
●アシストの見積りはココが違う!
・足場、塗装どちらも自社施工の為信頼性が高い
・見積額の内訳まで明確に記載
・見積りの判断材料となる情報もあわせて提示(写真等で提示致します)
またアシストでは、相見積りの依頼にも誠実に対応しています。
相見積りだからという理由で、見積りをお断りしたり、適当に対応したりすることはありません。
お客様の心配を取り除くことが大切ですのでぜひ、お気軽にお問い合わせください。
3.知って得する!外壁塗装の費用を安く抑える方法
「できれば少しでも外壁塗装の費用を安く抑えたい…!」という方は、少なくないでしょう。
以下、外壁塗装の費用を安く抑える方法をご紹介します。
下記方法を賢く活用すれば、お得に外壁塗装ができる可能性があります。
※外壁塗装の費用を相場よりも大幅に安く抑えるのはオススメできません。その理由については、下記で解説しています。
▼外壁塗装の費用を安く抑える方法
・お手頃な金額の塗料製品を選ぶ
・閑散期(梅雨~夏、冬)に外壁塗装をする
・相見積りをとって戦略的に値引き交渉をする
・ハウスメーカー等ではなく、塗装の専門会社に依頼する
・見積書をチェックして過剰なサービスは外してもらう
・キャンペーン等を活用する
・外壁塗装の助成金・補助金を活用する ほか
※現在長野県において助成金・補助金は地域によって有無があり適用できない地域も多くあります。
[参考]無理な値下げ交渉をすると、様々なデメリットが!?
「外壁塗装の費用を少しでも安く抑えるために、塗装会社に値下げをお願いする」ということもあるかもしれませんが、無理な値下げ交渉はやめておいた方が賢明です。
なぜならば、無理に値下げをすると、外壁塗装の工事内容に様々なしわ寄せがいってしまう可能性があるためです。
もともと外壁塗装の見積額は、それぞれの住まいごとに見積もっています。
個別に見積もった額から、さらに大幅に値下げができるはずはないのです。
そのため、消費者の無理な値下げ交渉に応じようとすると、
・外壁塗装の工事スケジュールを短くする
本来必要な工事工程(作業)や乾燥時間を省く、多少雑になったとしてもスピード重視で進める
・使用する塗料の量を減らす
・高い工賃のかかる熟練職人を現場に入れない
など、何らかの手間や材料などを切り詰めるしかないことも。
そして、契約を獲得するために、こうした苦渋の決断をする塗装会社がいないとは言い切れないのです。
手間や材料などを切り詰めれば、見た目がキレイに仕上がらないリスクだけでなく、外壁塗装の品質にも何らかの影響が及んでしまう可能性も生じます。
企業努力で値下げできる金額には限界があります。
必要以上の無理な値下げ交渉はやめておいた方が賢明です。
まとめ
戸建ての外壁塗装には、一般的に、おおよそ100万円前後の費用がかかります。
もちろん、場合によっては100万円未満に収まることもあります。80万円くらい、70万円くらいになることもあるでしょう。
とはいえ、よほどの例外を除いて、そのくらいの費用感はかかります。
外壁塗装に相応の費用がかかる理由(外壁塗装の費用が高い理由)については上記で解説しています。
この記事では、塗装会社に提示された見積額が「高いのでは?」といった疑問を持っている方に向けて、
・外壁塗装の見積額が高いのか?妥当な額なのか?を見極める方法
についてもご紹介しています。ぜひ、ご参考にしてください。